(1) 内申点について
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高校入試は学力検査(実際の入試)の点数
と内申点の合計で合否が決まります。
鹿児島県の公立高校の場合、学力検査点と内申点の割合は以下の通りです。
○学力検査
・英語 90点満点
・数学 90点満点
・国語 90点満点
・理科 90点満点
・社会 90点満点 合計450点満点
○内申点
・5教科 5段階評価×2点(各教科10点、計50点満点)
・4教科 5段階評価×20倍(各教科100点、計400点満点) 合計450点満点
鹿児島県の場合、内申点は3年生の成績のみが反映されます。
※1、2年生の評定は参考程度。
●5
教科(各教科、学力考査90点+内申点10点=100点)
5段階評価と言えども、最低でも1はもらえます。内申点に換算すると2点で
す。評定で5をもらう場合と比べ、その差は8点しかありません。学力検査では8点の差はたった2〜3問で取り返せます。
中
学校にもよりますが、学校の定期テストは入試対策の観点からずれた問題も多いので、定期テスト対策=受験対策とは言えません。むしろ、定期テストを重視し
ていると、入試対策が進まない危険性もあります。5教科に関しては定期テストよりも入試対策を重視するほうが賢明と言えるでしょう。
●4教科(各教科、内申点100点)
4教科は逆に内申点だけで100点満点です。3年生の成績だけしか反映しないということは、学校のテストでは1学期期末考査と2学期期末考査のたった2回のテストしかないことになります。
評定はテストだけでな く、普段の授業態度や提出状況も大きく関わっているので、5教科以上に真剣に取り組んでおくべきです。
○1、
2年生
「内申点には中学3年生の成績しか反映されない=1、2年生は何もしなくてもよい」というわけにはいきません。評定が一気に1から5になったり、テストで20点から100点になるなど、急激な変化は一般的には望めないからです。
1、2年生の間は中学3年生になるまでの、大切な基礎作りの時期です。3年生になってから始めても遅いのです。今のうちに弱点を克服しておきましょう。